6大学野球やプロ野球の試合などで出る折れたバットを無駄にしないため、立教大学の同窓会組織「校友会」は4月から、バットから作った漆ぬりの箸(はし)の販売を始めた。名付けて「立教かっとばし!!」。環境保護が目的で、売上金の一部はバットの材料になるアオダモの木の植樹や育成に使われる。
この箸は持ち手部分がバットの形に加工されているのが特徴。男性用(23・5センチ)には立教大のシンボルマークの盾が、女性用(21・5センチ)にはユリがプリントされている。価格はいずれも1500円。同大構内にある校友会事務局のほか、校友会インターネットショップ(
http://www.rikkyo-alumni-shop.jp/)で販売されている。
製造しているのは、NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」の舞台になった福井県小浜市の塗り箸メーカー「兵左衛門」。
同社などによると、アオダモはバットの材料に使える大きさに育つまで60〜70年かかる。大学やプロ野球、社会人などでは年間計約20万本が消費され、折れたバットの大半は焼却処分されている。
このため同社は約4年前、約2万本を回収して、プロ野球の球団名が入った箸などに再利用し、売上金の一部をアオダモの保護や植林に充てる事業をスタートさせた。大学とタイアップするのは今回が初めてで、立教大側からの働きかけで実現したという。
5月中旬に発行する立教大校友会報には箸の発売を紹介する記事のほか、同大卒業生の長嶋茂雄・読売巨人軍終身名誉監督が寄せた推薦コメントも掲載される。校友会事務局は「箸の販売を通じ、環境問題に積極的に取り組む大学の姿勢を内外に知ってもらいたい。同時に、在校生やOBらの愛校心も高まれば」と話している。問い合わせは同事務局(03・3985・2634)へ。
ニックネーム 教育のニュースとか at 11:37|
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